思い出の器


スーツのお客様(男性)。やがてご注文の水出しコーヒーホットをテーブルに。ところが「以前はカップの淵がもっと立っていた」と。男性の記憶とカップが違うらしい。それでもない、これも違うといろいろ出してみる。もしやと、倉庫から20年ほど前に使っていたカップをお見せする。「それです!」と。折角ですからコーヒーをそのカップに入れ替えて差し上げました。同時に私も20年前のその男性をを思い出しました。その後は黙ってコーヒーを飲まれる。きっとカップやコーヒーが当時を思い出させるのでしょう。帰り際に私をみて「以前はもっと痩せていましたよね」と。 そこまで思い出さなくても・・・。

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