密会

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1970年までの喫茶店事情は今とはかなり違います。一般的にムーディー。と言うよりは薄暗く、 容易に個人を識別できないような環境作りがなされていたのです。新幹線のように一列に テーブル席が並んでいて仕切りは高く隣の顔は見えないよう配慮され、今と比べるとかなり「事務的」配列と言えよう。 ガラス張りの店などもってのほか。
利用法第一位は「逢い引き」(今は死語)。町中を正々堂々とデートしたら不良!。男が赤いシャツを着たら 村八分!(これも死語か)。入店も伏目がち、そして速やかに。知り合いに見られてはあとが煩い。 オーダーは素早く且つ小声で「ホット二つ」で済み。メニューなんかどうでもいいのだ。 高校時代の校則に「喫茶店等の入店の際は必ず父兄同伴のこと」が謳われていた。 一言でいえば如何わしい場所だったのだ。私が妻と最初に会ったのは喫茶店でした。(如何わしい!?)

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