昨日、文化センターで講習会ありまして。

飲食店の営業許可にあたり食品衛生責任者は講習を受ける義務があるそうな。
私は実務的講習なので午後から受けましたが、朝9時頃からきているひとも沢山いる様子。
私が案内通りの時間に行ったつもりが、もう満席状態。受講者は100人弱いるようです。大学の講義室のような室内の、最前列中央の2席しか空いていませんでした。
2時間立ってるわけにもいかないので、イヤイヤ最前列に着席。ま、津軽のモツケは一番前でも別に構わないのですが。直ぐに、
「それでは始めます」
と、教官だか先生だかの30〜40歳位の男性が、生真面目にテキストや資料を読み上げ始めた。抑揚、ジョーク、季節の会話、一切なし。
(え、これが約2時間続くの?)
そう思った途端に睡魔が襲ってきます。照明も落とされて更に寝頃。
先生のパソコンはプロジェクターに接続されいて、それが目の前のスクリーンに投影される仕組み。このスクリーンがでかすぎて近すぎて、ふんぞり返っていなければ、
「見ていないな」
とすぐ悟られそう。(寝るには姿勢が難しい)
更に、その投影元のプロジェクターが私と私の隣の人の間からレンズが突き出ている。
つまり、スクリーンの明るさと、隣のプロジェクターの明るさで、私は前後から光を照射され、銀幕のスターのごとく目立っている。映画「未知との遭遇」の円盤到来シーンを思い出した。一応iPhoneとMacBookAirを用意して来ました。バイトちゃんとメールやチャットでも出来れば睡魔には撃ち勝てる筈と準備してきたのだ。ところが、私がこれ程目立っていてはさすがに周囲や保健所の方々から
「如何なものか」
などと顰蹙をかいそうだし、同業者も山ほどいるだろうし、チェンバロずっと寝ていたなとか言われたらバツが悪い。運転免許の講習では、
「寝ている人、携帯やってる人には免許証出しません」
といっていたのを思い出す。
先生がまたヨサゲな方でソフトで優しい癒し系のお声。私にはお念仏の如く、心地良い調べ。その優しさに包まれ、更に睡魔がパワーアップ。高校時代の倫理社会の授業以来の眠たさ。
手を擦ったり、腕を組んだり、足首体操したり、机の上の資料を並べ替えたり、ヤレそうなことは全てやったが、欠伸を殺す度に涙が流れる。ハンカチを使う、涙が流れるを繰り返す。
「何故、泣いているのだろう?」
と思われた方も少なくないでしょう。隣の人は
「忙しない男だなぁ」
と苛ついていたに違いない。唯一、
「助かった」
と思ったのは、お寿司屋さんを舞台にしたドラマ仕立てのビデオ、お客様の嘔吐物の処理の仕方のビデオが流された時。これらは抑揚があり興味深く見られ、睡魔との戦いは中断出来た。
どうせ先生も読み上げるだけだし、質疑応答もあるわけでもないし、ビデオはノート型パソコンから流されるのだから、全編ビデオの方が分かりやすく、睡魔も襲ってこないのではないでしょうか。保健所と全国の食品衛生協会で費用を持ちあわせれば費用負担も少なくて済むだろうし、有名タレントもキャスティング出来るかもしれない。乞うご検討!!
これほど時計を見ながら過ごした2時間は人生初。なんとか2時間倒れずに過ごし、修了証書を貰ってサッサと帰宅しました。(駐車料金400円は想定外でした)